瀬戸内を代表する自然とアートの島 直島の魅力

スポット紹介

瀬戸内国際芸術祭が開催される島の一つで、アート好きの女性、外国人から人気沸騰の直島。

瀬戸内国際芸術祭を特集したパンフレットを見たり、ベネッセハウスの問い合わせがあり、旅行会社勤務時代からいつか行きたいと思っていた直島。

そんな念願の直島に高松滞在中に日帰りで行ってきました。

7月の暑い時期でしたが、自然とアートに心癒された直島をご紹介します。

瀬戸内海に囲まれた自然とアートの島 直島

フェリーで高松⇔直島を往復

直島への行き方は、主に香川県の高松港または岡山県の宇野港からフェリーや高速船を利用します。

直島へのアクセス
高松港から直島
フェリー
所要時間: 約50分
運賃: 大人約520円(片道)
高速船
所要時間: 約25分
運賃: 大人約1,220円(片道)
・宇野港から直島
フェリー
所要時間: 約20分
運賃: 大人約300円(片道)
高速船
所要時間: 約15分
運賃: 大人約600円(片道)

今回高松港からフェリーで向かいました。

高速船の方が早いのですが、以前高松港から小豆島への高速船で少し酔ったのでフェリーにしました。

高松港は高松駅から徒歩でのアクセスも可能ですし、琴電高松築港駅からも可能です。

高松港に着くと、いくつか島への船が出ているので、案内表示に従ってチケット売り場へ。

四国汽船株式会社公式HPより出典

出航時刻40分前より販売されます。朝一番の8:12高松港発の切符を購入しました。

往復分購入し、往復割引 990円となり、50円安くなります。

また、往復割引切符は発券日翌日まで有効なので1泊2日で泊まる方も利用できます。

平日にもかかわらず長い列ができていました。

コインロッカーが設置してありました。7:50の段階でロッカーは空いていました。

乗船時間となり、乗船です。

乗客は観光客8割、地元の人や仕事で移動しているような方がいました。

平日なのでもっと座席に余裕があるかと思っていましたが、意外と隣は埋まっていたりして早めに乗船しないと、窓側の良い席が並びで取れなかったりしそうです。

フェリーには自動販売機があったので、飲み物は購入できます。

揺れは気にならないので、安心してうとうとしていると直島に到着しました。

移動のバスは平日でも満員・乗り換えに注意!

宮浦港へ着くと、レンタサイクルを借りる人とバスに乗り込む人とにわかれます。

今回バスを利用しました。

バスはコミュニティバスほどの大きさで乗客は乗り切れたもののの、立ち乗りで詰めて車内はぎゅうぎゅうです。

平日でこれだと休日はバスの大きさを変えて運行しているのでしょうけど、心配になりました。

そして乗客は日本人の方が少なかったです。

中国系やヨーロッパ系の方が多かったです。

他の観光箇所と違ったのは、団体で来ているのではなく、個人旅行で楽しんでいた点でした。

そのため移動は団体バスではなく、公共交通機関を利用します。

ここでオーバーツーリズムを実感しました。

バスはベネッセミュージアムや地中美術館などに行くには「つつじ荘」バス停でベネッセアートサイト直島場内シャトルバスに乗り換えが必要です。

直島観光旅サイト内のベネッセアートサイト直島場内シャトルバス時刻表を見れば、接続も確認できるので、バスを利用する方は必ず確認した方が良いでしょう。

ベネッセハウス ミュージアム

「ベネッセハウス ミュージアム 下」で降り、坂道を登っていくとベネッセハウス ミュージアムがあります。

「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、安藤忠雄が設計した美術館とホテルが一体となった施設で、ここに泊まりたいという方が多く、来たかった場所の一つでした。

予約不要で、入口で入場料を支払い入場。

入場したら後はご自由にというスタイル。

お話を聞きたい方は毎日16:00~16:45から開催される「ベネッセハウスミュージアムギャラリーツアー」に参加してみるのも良さそうです。

ただし宿泊者でないと時間的に厳しそうです。

作品を制作時のエピソードを交えながらホテルスタッフの方が案内いただけるツアーのようです。

朝早かったのもあってかゆっくり鑑賞できました。

現代アートについては詳しくありませんが、自然と異質なアートの共存を感じることができました。

1時間ぐらい時間をとっていましたが、早々に見終わり、ショップもやっていないため、時間もあるので地中美術館まで歩くことにしました。

次回は宿泊してみたいです。

開館時間:8:00〜21:00(最終入館20:00)休館日:年中無休
開館カレンダー鑑賞料金:オンライン購入 1,300円/窓口購入 1,500円
※15歳以下の方とベネッセハウスにご宿泊のお客様は無料チケット:オンラインチケットの購入はこちらから。

予約必須の地中美術館

時間がありベネッセハウス ミュージアムから地中美術館まで35分歩きました。

7月の炎天下で汗はかきましたが、日陰は涼しく、時折風が吹くと気持ちよかったです。

途中で乗る予定だったバスに追い越され、誰も歩いている人はいないので、積極的に歩きはおすすめしませんが、春や秋の気候が良い時期ならば、歩くのが好きな方は自然を感じられて良いかもしれません。

ようやくついた地中美術館は事前予約必須の美術館です。

空きがあれば当日でも購入できますが、大人気なので予約して行くべきです。

このために島内での行動を計算して予約しました。

「自然と人間との関係を考える場所」として設立し、瀬戸内の美しい景観を損なわないよう建物の大半が地下に埋設され、館内には、クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が安藤忠雄設計の建物に恒久設置されています。

ここも直島に行くなら行きたいと思っていた場所でした。

館内は撮影禁止でしたが、たくさんの人がいました。

クロード・モネの「睡蓮」やウォルター・デ・マリアの「タイム/タイムレス/ノー・タイム」は圧巻でした。

静かに見るという雰囲気ではありませんでしたが、行って良かったです。

ベネッセアートサイト直島公式HPより出典

鑑賞後は地中カフェでランチにしました。

席を取って注文へ。席数はあまり多くありませんが、空くのを見計らって席を確保できました。

メニューは迷いましたが、「モネのお気に入りごはん」に。

バスケットに入ってドリンクは提供されました。

ワンプレートでデザートのガトーショコラまでついて、どれも美味しかったです。

ベネッセアートサイト直島公式HPより出典

食後は地中ストアでクロード・モネの「睡蓮」の関係のお土産を購入。

チケットセンターと美術館までの距離に「地中の庭」があり、草花が可愛らしくて歩いているだけで良い気分になりました。

クロード・モネが自ら造園したジヴェルニーの庭に植えていたとされる植物をベースに、約200種類の草花や樹木から構成される庭園です。

開館時間:3月1日 ~ 9月30日
10:00 ~ 18:00( 最終入館17:00 )
10月1日 ~ 2月末日
10:00 ~ 17:00( 最終入館16:00 )休館日:月曜日
※ ただし、祝日の場合開館、翌日休館
開館カレンダー鑑賞料金:平日 オンライン購入 2,500円/窓口購入 2,800円
土日祝 オンライン購入 2,700円/窓口購入 3,000円
※15歳以下無料チケット:オンラインチケットの購入はこちら電話番号:087-892-3755

瀬戸内海の穏やかな自然に心癒される

地中美術館でのランチの後はベネッセアートサイト直島場内シャトルバスで「つつじ荘」まで。

接続の町営バスは見送り、お目当ての「黄色いかぼちゃ」を見に行きました。

「つつじ荘」バス停から「黄色いかぼちゃ」まで歩くこと約5分。

海を眺めながら歩くのは、気持ちが良いです。

有名な「黄色いかぼちゃ」に到着。直島の写真でよく見るのではないでしょうか。

撮影スポットになっていました。

砂浜を歩いてゆっくりと「つつじ荘」バス停へ戻ります。海の色がグラデーションになって、綺麗でした。

海水も透き通っていました。

バスが来るまで近くのベンチで休憩。気持ちよさそうな木陰にテーブルセットがありましたが、あいにく埋まっていました。

バスに乗り宮浦港へ到着。

次は「赤いかぼちゃ」を見に行きます。

港のすぐにあるので、船が到着した時は撮影の人の行列ができますが、それ以外の時間はゆっくり撮影できます。

暑いので、海の駅なおしまへ。

まずはお土産を購入。

カフェおうぎやでクレミアと瀬戸内レモンサイダーを。

おうぎや公式HPより出典

座るスペースがあったので、冷房の効いた室内で乗船時間まで過ごしました。

乗船後は暑くて喉が渇いていたので、お土産に買った瀬戸内はちみつレモンサイダーを飲んで帰路を楽しみました。

晴れていると太陽に照らされてキラキラと光る海がとても綺麗でした。

今回は直島へ行くことを目的にした旅でなかったため日帰りでしたが、次はベネッセハウス に宿泊してみたいと思いました。



ただ、日帰りでも朝早くに行けば充分楽しめるので是非一度行ってみることをおすすめします。

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