ホテルニューオータニ東京ガーデンタワー、ザ・メインの新江戸ルーム、そして今回ご紹介するエグゼクティブハウス禅に宿泊した視点からエグゼクティブハウス禅の魅力をご紹介します。
結果的にエグゼクティブハウス禅での「これこそがおもてなし」と思う体験をして、「また泊まりたい!」と一番思えました。
なぜそう思えたのか、是非最後までご覧ください。
ホテルニューオータニ東京 エグゼクティブハウス禅の魅力
ホテルニューオータニ ザ・メイン11階に位置する専用のラウンジでのチェックイン
到着すると、通常のザ・メインの2階のフロントではなく、11階に位置する専用のラウンジでチェックインになります。
ラウンジに入ると、コンシェルジュの方に案内され、入口左側の席へ案内されました。
11階からの景色は自然の緑と都会の高層ビルが見え、眺めが良かったです。
11月は紅葉が綺麗に見えました。
席に着くと、ショウガとダージリンを加えた「飴湯」が提供されました。
後から気づきましたが、高畑真紀支配人に持ってきていただきました。
水は観音温泉水 とのことです。観音温泉はトロトロの水で、私自身今まで温泉に入った中で、一番とろみを感じた温泉でした。飲料水が販売されています。
チェックインを座ってできるのはエグゼクティブハウス禅ならでは。ガーデンタワー、ザ・メインの新江戸ルームに宿泊の際にはフロントで立ったままチェックインをしました。
チェックイン手続きが終わると、荷物は部屋に持っていってくれ、さっそくラウンジでアフタヌーンティーをいただくか聞かれ、入口右側の席へ移動しました。
6回にも及ぶフードプレゼンテーション
エグゼクティブハウス禅の最大の魅力であるフードプレゼンテーション。
常にコンシェルジュの目が行き届いており、綺麗に整えられています。
一人ひとりトングは使い切りで、スプーンで取る一部のものを除いて使いまわしはありませんでした。
個人個人が取る形式だと、どうしても汚くなったりすると思いますが、乱雑に並んでいたりすることはありませんでした。
フードプレゼンテーション
・アフタヌーンティー[14:30~16:30]
・オードブル[17:30~20:00]
・ナイトキャップ&チョコレート[20:00~21:30]
・朝食(コンチネンタル)[8:00~10:00]
・モーニングスナック[10:00~12:00]
・ランチ[12:00~14:00]
置いてあるものも、ニューオータニを代表するSATUKIのプチケーキなどクオリティが高いことも魅力的でした。
スポーツクラブ利用無料
今回は時間の都合上利用しませんでしたが、通常ビジター利用で日中は5,500円掛かる会員制スポーツクラブのゴールデンスパが無料で利用できます。
18歳以上の利用でジム、プール、サウナを利用できます。
歴史が長いジムですが、リニューアルされています。
長さは15mで短めで、スポーツ用スイムウェア・スイミングキャップ着用となります。
ジャグジーもあります。
ジムでは、ストレッチや有酸素運動、筋力トレーニングまで一貫して行えるようになっています。
騒がしくないラウンジでゆっくり過ごせる
平日だったこともあってのことかも知れませんが、騒いでいる人や声のボリュームが気になる人が誰もいませんでした。
外国人も半分ぐらいいましたが、驚くぐらい静かで、居心地が良かったです。
たくさん写真を撮っている人もおらず、滞在しているゲストの高さを実感しました。
最近はあるカード利用のラウンジだといろいろとあるのを見かけるので、そういったのが皆無でこの居心地の良さにお金を掛けるのは価値があると思いました。
国内外の宿泊者に対するおもてなしの高さ
コンシェルジュのおもてなしに感銘を受けました。
「NO」ではなくて、代わりにできることを提示してゲストを喜ばせる
アイスクリームがないか聞いた外国人ゲスト。コンシェルジュはアイスクリームはないことを詫び、代わりアイスクリームのような飲み物を提供することを提案しました。
もちろん、そんな飲み物はメニューにはありません。見た感じ、飲み物のグラスにわたがしのようなふわふわしたものが乗っていて、これはオリジナルで作ったのだなと思いました。
飲み物を持ってきた瞬間、ゲストはとても喜んでいました。
飲み物に迷っていたら、おかませで飲み物を作ってくれた
フルーツの甘みは好きで、でも甘ったるいカクテルは苦手なため、カクテルをなににしようか迷っていました。
そうしたら、上記の希望をお伝えしておかませで作ってくれました。
希望ぴったりのカクテルを作ってくれ、メニュー以外のものを作ってくれる臨機応変さに感動しました。
ゲストの特性を把握した上でのおもてなし
自分が受けたことと他のゲストへの振る舞いに素晴らしいと思った体験でした。
今回誕生日の滞在で、そのことを踏まえて「お誕生日に思い出に残るカクテルを用意しました」とまたメニューにはないカクテルを作ってくれました。
かき混ぜると綺麗なピンクに。
他のゲストに対しては、よくお泊りになる方のようで、”熱め”の飲み物を頼むのを覚えていて、その方も嬉しそうにしている様子を拝見しました。
さりげなく、当たり前のようにしてくださるサービスが嬉しいのだと思いました。
※この投稿を見て、すべてのコンシェルジュにこのようなことを強制することがないように、どうかご配慮ください。
エグゼクティブハウス禅最大の魅力 フードプレゼンテーション
6回にも及ぶフードプレゼンテーションのうち、4回のフードプレゼンテーションを体験してきました。
アフタヌーンティー[14:30~16:30]
SATUKIのプチケーキが好きなので、アフタヌーンティーを一番楽しみにしていました。
イチゴショートケーキ、メロンショートケーキ、季節柄マロンのプチスイーツ2種類、バスクチーズケーキ、どれも美味しくいただきました。
飲み物は豊富で、もちろんお酒も飲めますが、オレンジのフレッシュジュースに。
ホテルのオレンジジュースが好きなので何回か飲みました。
その後、あたたかい緑茶を。こちらの緑茶も美味しく滞在中に何度もリピートしました。
もう一つ楽しみにしていたのはピエール・エルメ・パリシリーズ。クロワッサン イスパハンは想像以上のボリュームでした。ケーキは甘酸っぱく、SATUKIの甘いケーキから味に変化があり美味しく食べられました。
甘いケーキを食べたらしょっぱいものや和テイストのものなど違うものが食べたくなりますが、あまじょっぱいピエール・エルメ・パリのサブレ、おかきや芋けんぴ、江戸煎餅、塩野の干菓子、日替わりスープがあり、口直しになりました。
ピエール・エルメ・パリのクッキーや塩野の干菓子は自分でも購入したいと思いました。
ちょっとしたプレゼントにも喜ばれそうです。
赤いギフトボックスはかっちりとしていて高級感もあります。
ピエール・エルメ・パリのクッキーはホテル内のショップで購入できます。
オードブル[17:30~20:00]
外は昼とはまた違った雰囲気で、夜景が綺麗でした。外にあるクリスマスツリーや装飾も季節柄見えました。
オードブルでは、小さめのローストビーフのサンドイッチ、鰻寿司、チーズや生ハム、スモークサーモン、燻製鯛、フルーツマリネ、フルーツを。
カマンベールチーズと燻製鯛がお気に入りに。
ピンチョスは可愛くディスプレイされ、他には野菜スティックなどありました。
そしてダブルコンソメスープ。
19:30頃にラウンジに行き、オードブルから引き続き、ナイトキャップ&チョコレートを楽しみました。切り替え時間が近づくとコンシェルジュの方がアナウンスしてくれます。
ナイトキャップ&チョコレート[20:00~21:30]
ピエール・エルメ・パリのチョコレート、ドライフルーツ、ドライトマトのマリネ、チーズ類、ピエール・エルメ・パリのサブレなどありました。
とても一人では食べきれないので、2人で1皿に盛りお酒を飲みながらゆっくりいただきました。
ランチ[12:00~14:00]
チェックアウトが12:00で、その後30分ラウンジが利用可能のため利用しました。
ちぐはぐな組み合わせになってしまいましたが、赤酢稲荷と赤酢太巻き、海老原ファームのエビベジと江戸野菜からはトマトとかぼちゃ、お気に入りになった塩野の干菓子をいただきました。
太陽卵のサンドイッチやアフタヌーンティーでも提供のあったクロワッサン イスパハンなどありました。
朝食を食べ過ぎたわけではなく、常にお腹が満たされ過ぎてこのぐらい本当に軽くいただきました。
野菜はどれも美味しそうでした。
客室のご紹介
エグゼクティブハウス禅には、スイート3種類、ジュニアスイート1種類、デラックス3種類の客室がザ・メインの11階、12階にあります。
今回、エグゼクティブ デラックス ダブル(45㎡)に宿泊しました。
エグゼクティブ デラックス ダブル(45㎡)の特徴
眺望
宿泊翌日朝の風景です。気持ちのいい陽の光が注ぎ、東京タワーが見えます。
庭園のイルミネーションが綺麗に見え、遠くにはライトアップされた東京タワーが見え綺麗でした。
東京タワーのライトアップの色が変わりました。
朝は爽やかな感じで、夜はお部屋の雰囲気も相まって大人な雰囲気で楽しめました。
ベッドルーム
入口から見て左側にベッド、真ん中にソファー、右側にテレビがありました。
棚の上にはネスプレッソコーヒーマシンとお水2本がありました。
冷蔵庫には種類豊富な飲み物が。アルコール以外は無料です。
ラウンジで飲み物を飲み、冷蔵庫にも飲み物がたくさんあったので、買い出しは必要ありませんでした。
広さはルームサービスを頼んだ時に丸テーブルを少し端にずらせば入る余裕はありました。
入口向かって右側の窓際にデスクがありました。
ベッドは入口左側にあります。電源コンセントは向かって左側のみにありました。
枕元での充電は両方にあると便利ですが、そこは少し残念でした。
予めターンダウンサービスが。
このタオルがあるのが、起き上がってベッドを降りる時に地味に便利でした。
上下別れたパジャマと浴衣がありました。
このように2種類あると日中用と就寝用に分けられて便利です。
パジャマは肌触りが良く気持ちよかったのですが、サイズがワンサイズなのか、ズボンのウエストを絞っても大きくずり落ちてきました。
常温のお水とコップ、ミルクのガトーショコラがベッドサイドに用意されていました。
トイレ・バスルーム
トイレは入口入ってすぐ右側にクローゼットを通って入ることになります。
トイレとクローゼットの位置関係が少し不思議でした。
消臭的の意味でも、コンセプトにもあった炭が飾られています。
トイレ内の手洗いには手洗いだけあって石鹸がないところもあるので、炭をイメージした石鹸がきちんとあったのもポイント高かったです。
バスルームは入口入ってすぐ左にあります。
ボウルは1つでしたが、洗面台の広さはあり、化粧するにも十分の広さでした。
トイレにもあった炭をイメージした石鹸。ホテルのために調香したオリジナルだそう。
棚にはたっぷりとタオルとガウン、シャンプー・コンディショナー・シャワーシャンプー、ボティローション、ボディタオル、ヘチマがセットされていました。
アメニティはSalvatore Ferragamoでした。
シャワーブースはゆとりがありました。
バスタブの大きさは足を延ばせる大きさでした。
ブラインドを上げて、ベッドルームのカーテンを開ければビューバスになります。
エグゼクティブ デラックス 45㎡と50㎡の違い
大きな違いはクローゼットがウォークインクローゼットかそうじゃないかです。
50㎡はウォークインクローゼットのため、トイレがシャワーブースの隣になります。
そのためシャワーブースが45㎡に比べて狭くなります。
長期滞在でない限り、ウォークインクローゼットよりもシャワーブースが広くて、トイレがバスルームと離れている方が好みの方が多そうな気がします。
他の部分は変わりありません。
6カ所より選べる朝食
朝食は6カ所より選べます。
・エグゼクティブラウンジ 8:00~10:00
・SATSUKI「新・最強の朝食」7:00~10:00
・ガーデンラウンジ「絶品の朝食」6:30~10:00
・紀尾井 なだ万「老舗の朝食」7:00~10:00
・タワーレストラン「絶景の朝食」6:30~10:00
・ルームサービス コンチネンタル/アメリカン/和朝食 6:00~11:00
今回は2024年10月にリニューアルしたSATSUKIの「新・最強の朝食」を選択しました。
2024年10月リニューアルしたSATSUKIの「新・最強の朝食」
“健康”と“発酵”をテーマに、総料理長の中島眞介氏が日本全国訪ね歩き見つけ出した厳撰の食材のみを使用した、「新・最強の朝食」。
玄米卵のオムレツはその場で好みの具材で作ってもらえます。
おにぎりもその場で作ってもらえ、朝からほっとしました。
モーニングステーキが美味しかったです。
贅沢にいくらの醤油漬け。
他にも美味しそうなものがありましたが、これ以上お腹いっぱいで入りきらなかったためデザートもなしです。
ラウンジで常にお腹が満たされていたため、前回来た時のようには食べられませんでした。
新江戸ルームとエグゼクティブ ハウス禅どちらが良い?
新江戸ルームとエグゼクティブ ハウス禅に宿泊した経験から、同じ平米数の新江戸ルームデラックスとエグゼクティブハウス禅 エグゼクティブ デラックスを比較して考察しました。
客室や金額差、ホテルでの過ごし方を踏まえての考察となります。
楽天トラベルだと差額は一人約27,000円です。その差額をどのように考えるかです。
「絶対にこちらが良い!」はありません。どちらにも良さがあります。
目的にもよるので、新江戸ルームとエグゼクティブハウス禅で悩まれている方はご参考ください。
客室のつくり自体はほぼ変わらない
お部屋の雰囲気は微妙にイメージ色などは変わるものの、落ち着いたダークな色でまとめているところは大きく変わりませんでした。また間取りなどはほとんど変わりませんでした。
今回エグゼクティブハウス禅の客室に入った時に、新江戸ルームと似ていると第一印象で思いました。
ガーデンコートと新江戸ルームではお部屋の雰囲気が格段に違うため「絶対に新江戸ルームが良い!」と思いましたが、新江戸ルームとエグゼクティブハウス禅ではその差があまり感じれませんでした。
お部屋に籠りルームサービスやホテル内レストラン利用の場合は新江戸ルームがおすすめ
あまりお部屋を出たくない方、ホテル内レストランを利用したい場合は新江戸ルームをおすすめします。
あまりお部屋を出たくない方はラウンジに行くのもめんどうに感じるようであれば、エグゼクティブハウス禅に滞在するメリットは大幅になくなります。
また、ホテル内レストランを利用したい場合、とくに「トゥールジャルダン」などを利用したい場合であれば、新江戸ルームの方がホテル内レストランのお食事を十分に楽しむことができます。
ラウンジにフードプレゼンテーション毎に行くと常にお腹が満たされた状態になります。
そんな中、「トゥールジャルダン」のような記念になるようなお食事を楽しむのようであれば、お腹が満たされた状態で行くのはもったいないと思います。
「トゥールジャルダン」のコースは25000円~35000円(サ・税別)なので、新江戸ルームにして浮いた金額ぐらいもしくは+10,000円ちょっとで「トゥールジャルダン」で夕食を取るのも良いと思います。
ただし、エグゼクティブハウス禅2泊以上される方はエグゼクティブハウス禅に滞在することで楽しめると思います。そこはご自身の予算との兼ね合いで決められるのが良いでしょう。
実際に年に何回か長期滞在でエグゼクティブハウス禅を利用されている方で、トゥールジャルダンに行ってきたお話をラウンジでコンシェルジュの方とお話されている方もいました。
外国人や都内在住者向けの都市型リラックスなら新江戸ルーム
お部屋の雰囲気は大きく変わらないとさきほどお話しましたが、大きく変わるのは新江戸ルームにはヒノキのお風呂があることです。
都内で高層ビルがそびえ立つ中、広大な庭園で緑も感じつつ、ヒノキのお風呂でゆっくりできます。
湯舟自体は大きくはありませんが、レモンを湯舟に浮かべて、ヒノキの香りに癒されます。
冷酒とおちょこ、おかきが用意されていました。
こういった新江戸ルームならではのおもてなしは外国人か、都内に住んでいて遠くには行けないけれど気分転換したい時にピッタリです。
好きなようにリラックスしつつおもてなしを体験したいならエグゼクティブ ハウス禅
エグゼクティブハウス禅のラウンジはとても居心地が良いです。
景色も綺麗でゆっくり軽食を取りながら景色を眺めているだけでもリラックスできます。
レストランのように背筋をピンとしてしまう雰囲気でもないので、滞在中に気が向くまま行けます。
フードが置いてある部分も綺麗に保たれていて、接客も素晴らしい。
嫌なところも見なくて済むというのもあります。最近はお金を払ってもそういうところが少なくなった気がします。
外資系ホテルのようなツンとした感じもなく、日本のホテルならではのあたたかさを感じるのはエグゼクティブハウス禅です。
実際にエグゼクティブハウス禅はリピーターが多いそうです。
一度体験すると、また泊まりたいと思える良さがあるので、是非一度エグゼクティブハウス禅は泊まってみて欲しいと思いました。
ホテルニューオータニ東京エグゼクティブハウス禅の予約は、楽天トラベルかじゃらんが良さそうです。
いつも一休.comを利用しますが、エグゼクティブハウス禅の予約が取れないことが多いので、楽天トラベルかじゃらんでの予約をおすすめします。
Xでスポット紹介や美味しいものをご紹介しています。是非フォローお願いします。
【クリスマススポット2024🎄】
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