近年いろんなリゾートが増えている宮古島。
長年ある王道リゾートも良いけれど、宮古島らしいのんびりできて自然をダイレクトに感じるホテルを探している方もいるのではないでしょうか?
また家族や仲間とプライベート感がある場所で滞在したい!という方におすすめのホテルをご紹介します。
東海岸の自然に囲まれた立地
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写真の通り緑・海に囲まれたホテルです。
リゾートホテルが少ない東海岸にあるため、手づかずの自然が残るエリアです。
周りは良い意味でなにもないので、大型リゾートが苦手でのんびり過ごしたい方には良い環境です。
都会の喧騒を忘れさせてくれる環境のため、自然の中で自分を見つめ直す良い絶好の機会となるでしょう。
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ホテルの目の前にはビーチがあります。
もしかするとよく見る”宮古島の海”を想像すると、想像と違うかもしれません。
他の与那覇前浜ビーチでは見なかった軽石が残っていたり、透明度が高く水色の綺麗なビーチではないので海が綺麗なビーチ重視の方はご注意ください。
整備されていないためビーチサイドでゆっくり過ごす雰囲気でもありません。
またビーチとホテルの間には防風林があります。ホテルからはほんの少しの距離ですが、狭い防風林を抜けて行くので虫が苦手な方は心した方が良いです。
また周辺に観光スポットや夜ご飯を食べる場所はありません。
観光したい方はレンタカー必須です。
シンプルで自然に溶け込んだお部屋
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デイベッド付のスイートヴィラに宿泊しました。
広さは91㎡で十分な広さでした。
自然光が入る明るい印象のお部屋です。
周りに観光スポットが少なくお部屋で過ごすことが多くなると思います。
寝転んでくつろげるデイベッドやソファが広いのは嬉しいポイントです。
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寝室はリビングと引き戸で仕切られます。
寝室はベッド手前に左右にクローゼットがあるので長期滞在には助かります。
広さはベッドサイドは歩くスペースのみ、荷物はベッドの手前で広げられます。
リビングに比べ日当たりが良くないため、日中はリビングで過ごして寝るだけのスペースになりそうです。
お部屋で注意していただきたいポイントが!
手つかずの自然豊かさが売りなだけに虫がいます!
お部屋にはアリが何匹もおり、リビングを通り越して寝室までいました。
朝起きたらベッドにアリがいたので、虫が苦手な方は難しいかもしれません。
事前に虫が出ないか調べていたのですが、虫が出なかったと口コミを見かけたので安心していました。
もしかすると冬は出ないのかもしれませんが、春~夏にかけては虫は出ると思っていたほうが良いかもしれません。
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入口入って突き当りに洗面台、シャワーブース、バスタブがあります。
洗面台が独立して2つあるのは女性にとっては嬉しいポイントです。
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バスタブは丸形なので、ゆっくり足を延ばすというよりは写真映えでささっと浸かる感じです。
嬉しいお部屋にプライベートプール付き
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ザ・リスケープの魅力は全室プール付きなところ!
目の前は緑でのんびりできるプールです。
気になる虫問題ですが、意外と思っているよりプールに虫は浮かんでいませんでした。
虫対策がしっかりされて、プールにろ過装置のようなものが設置されていました。
全く虫がいないというわけではありませんが、心配するほど浮かんでいなくて快適でした。
ちなみにこの後に行ったシギラベイ・スイートアラマンダのお部屋のプールの方がいろんなものが浮かんでいました。
ただし、隣のヴィラとの間には都会では見ないような大きなクモが何匹か巣を張っているので苦手な方は見ないほうが良いです。
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プールサイドには寝転ぶことが可能なチェアやテーブル・チェアセットがあり、大型リゾートに比べ外でゆっくりするスペースが広いのも魅力です。
夕食は選択肢が少なめながらルームサービスあり
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スパイシーシーフードカレーです。美味しかったのですが、男性だと量が足りないかもしれません。
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宮古島スジ肉カレー。スジ肉がやわらかく煮込まれていました。
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紅芋ポテトはあまじょっぱく手が止まらず、お値段もお手頃で良かったです。
今回はアラカルトで選びましたが、周りに飲食店がないわりにメニューが少ないです。
事前にお食事は選択肢が少なく、口コミも良いわけでなかったので割り切ってルームサービスにしました。
レストランも一カ所のみで朝食会場と同じなので、3連泊以上する方は飽きてしまう可能性があります。
1泊のみの宿泊だったのと、お食事については期待をしないでいたので、可もなく不可もなくといった印象でした。
日替わりで変わる朝食
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レストランで日替わりで和食・洋食が交互に出ますが、滞在時は和食でした。
地元の食材やお皿を使って工夫はしているのですが、「朝食が楽しみ!」とはならないあと一押し欲しいのが正直な感想です。
決して美味しくないわけではなく、かと言って突出して美味しい!と思えるものがない「普通の朝食」でした。
旅の思い出になるアクティビティ
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宿泊者無料でレセプション棟で開催されている「カスタムバスソルト」。
宿泊場所によってはレセプション棟から離れるので、チェックイン後すぐがおすすめです!
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岩塩・ハーブ・アロマオイルを好きに選んで自分だけのバスソルトが完成します。
効能を考えているうちに自分の無意識の感覚に気づけたり、人によって全く違うバスソルトになるので個性が出るのが面白いです。
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夜には宿泊者無料でレセプション棟テラスで「マシュマロナイト」が19:30~21:00に開催されます。
レセプション棟のバーラウンジにいるスタッフに声を掛けると、さとうきびに刺さったマシュマロが貰えます。
テラスにはスタッフは常駐はしておらず、お好きにどうぞスタイルです。
今回は宿泊者無料のアクティビティに参加しましたが、有料でザ・リスケープの公式ホームページにたくさんアクティビティの紹介があるのでご覧ください。
ホテル周辺はなにもないため、4泊以上長期滞在する方はアクティビティに参加することをおすすめします!
ターゲット層は20代から家族連れ
ザ・リスケープは20代の少人数からグループ、30代の女子旅・家族旅行がメインターゲットになり、年配のご夫婦には向かないと思います。
食事のクオリティが高くないというのが理由の一つです。
実際周りを見ても20代のカップルやハネムーン、小さなお子様連れの家族が多かったです。
若いうちは全てのクオリティを求めるよりも一緒に行く人と気兼ねなく楽しめる空間だったり、全体の施設のお洒落さで決めると思います。
一棟ずつでプライベート感があるので、若い世代には特別感があってうけると思いますが、年配の方にはお部屋から綺麗な海は見えない上にお食事も期待できないとなると、なにに期待していくのかわからなくなりそうです。
ザ・リスケープの魅力のお部屋のプールも年配の方だとそこまで気分が上がるものでもないですし、ホテル内のパブリックスペースの充実は乏しく、「なにもしない贅沢」がかえって苦痛になるかもしれません。
まとめ
ザ・リスケープの魅力は手づかずの自然をプライベート空間で感じられること。
忙しい20代~30代には「なにもしない贅沢」が心身ともに癒してくれると思います。
王道リゾートとは違う雰囲気を味わいたい方にはおすすめです。
ただし白砂の透明度が高く、水色のビーチはホテルでは楽しむことができないので注意です。
ザ・リスケープのメリットとデメリットを考える参考にして頂ければ幸いです。
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